【ポケモンSV】第9世代のお気に入りポケモン7選

ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』が発売されてから、早1ヶ月...えっ、もう2ヶ月!?
...冒頭から衝撃な事実が発覚してしまった。歳と共に時間が経つのが早く感じる。10年前の1ヶ月間は今の2秒間だ。


それはそれとして、今作ポケモンSVでも数多くのキャラクターが登場した。チリちゃんやポピー、ミモザ先生など、魅力的なトレーナーの話題も多く耳にするが、やはりこのゲームはポケモンが華である。パルデア地方のリージョンフォームや新しい進化系が見つかったポケモンもいて、それらを含めると新ポケモンの数はなんと100体以上である。

そこで本記事では、ポケモンSVの新ポケモンのうち、個人的にお気に入りのポケモンを紹介していこうと思う。本記事には、そのテーマからネタバレ要素が含まれるということは念のため前置きしておこう。なお余談ではあるが、トレーナーの話をするなら、個人的にはレホール先生の挨拶が好きなので、このブログの挨拶も次回からそれを採用することにする。

お気に入りポケモン7選

それでは多くのポケモンたちから厳選したお気に入りのポケモンを7体、順不同で簡単に紹介していく。この選定基準は、見た目はもちろん、性能やストーリー内での立ち位置も考慮したものである。なお、各ポケモンの画像は公式のポケモン図鑑[1]のものを使用させていただいた。

  1. デカヌチャン

    順不同とは言ったが、最初に今作で一番気に入ったポケモンを紹介する。デカヌチャンである。無邪気な顔とバカでかいハンマー、狂おしいほどに好きである。専用技『デカハンマー』もバカみたいな性能で好きだ。戦隊シリーズの巨大なメカを思わせる豪快さと、それに似合わぬ愛くるしい見た目、ぜひ対戦でも活躍させたい。
  2. ドオー

    対戦で活躍させたいといえば、固有タイプのドオーが挙がる。パルデアの姿のウパーの進化系で、緩い見た目が特徴的である。僕は「エクレアみたい~かわいい~」と思っていたが、ドオーは毒タイプなので、もちろん食べたら死ぬ。でもドオーデザインのパンとか出てほしいと思っている。ポケモンカフェで食べたい。
  3. オリーヴァ

    パルデア地方はスペインがモデルらしい。そこで、オリーブがモデルとなったオリーヴァである。オリーブは平和の象徴とされており、国連旗にも使われている。オリーヴァにも、その神聖な雰囲気を感じる。本当に綺麗なポケモンだと思う。
  4. コノヨザル

    まさか進化するとは思わなかった。タイプも魅力的だし、かなり対戦向きな性能をしているらしい。それにしてもブチ切れて進化するのは草。
  5. シャリタツ

    オレスキー
  6. コライドン

    スカーレット版のパッケージヒロインポケモンである。レジェンドルートを進めると、定期的にこのギャアンスとのお食事イベントが発生する。そこで好感度を上げることで、ギャヌスとできることが増える。ラスボス戦での熱い演出に胸を打たれた人も少なくないだろう。もしもバイオレット版を遊んでいたら、同じ理由でミライドンを好きになっていたかもしれない。
  7. マスカーニャ

    ホゲータと並んで人気だった草御三家のニャオハの最終進化系、マスカーニャである。高いS種族値隠れ特性の変幻自在、専用技の『トリックフラワー』など、とても対戦向きな性能をしている。

    だが、ここで触れたいのはそんなことではない。上の公式絵を見てほしい。この目、この手、この脚、あまりに妖艶である。この体躯の曲線美は非の打ち所がない。丸みとしなやかさの黄金比である。猫を思わせる胴体だって、どう見ても体毛でも柄でもない。衣装である。この見下ろすような鋭い目がそう言っている。名前に伺える"Masquerade"も"仮装/変装"の意味があることもそれを裏付けている。だからそこから脚が出ている。腕と脚の色が違うことがあるだろうか。その脚に黒い光沢があってたまるか。頭に過るは冬の足元。たぶん60デニール。そこに艶麗さを感じざるを得ない。 これが、情報公開時から「立つな」と言われていたニャオハが立った理由である。
    そして、極め付きはマントとマスクのような部分である。これがマスカーニャの怪しさ、いや、"妖しさ"を決定付けている。先ほど挙げた"Masquerade"には、"仮面舞踏会"の意味もある。この仮面は、"身分や素性を隠して"舞踏会に参加するためのものであるはずだ。しかしこのマスカーニャ、そのマントと曲線美が故に、マスクで魅力を隠しきれていない。だからこのマスクは、身分や素性を隠す目的で付けられたものではない。では何のためのマスクか。それは、"癖"に刺すためである。間違いない。そして、ただ"刺す"ためだけのマスク、刺さらないわけがない。むしろ刺さらなければ無作法というものである。我々はその妖しいマジックの虜になる他ない。
    さらにその後、追加供給があったことは誰もがご存じだろう。そう、公式ページのポケモン紹介である。どうやらマスカーニャは、プライドが高いが繊細であるとのことだ。そして、トレーナーへの執着から嫉妬深いとのこと。つまり、このマジシャンは獣である。トレ×マスだと思って始めたその物語は、いつの間にかマス×トレになる。そこには0と1では表現しきれない沼がある。ニャオハも立ち上がらずにはいられなかったのだろう。

    こんなことがあっていいのだろうか。我々は今、CERO-Aの限界を目の当たりにしているのかもしれない。

おわりに

今回は、ポケモンSVの新ポケモンのうち、特にお気に入りのポケモンを7体、簡単に紹介した。もちろん他のポケモンも好きだし、本当は紹介したかったけど泣く泣く割愛したポケモンだっている。見た目が魅力的なポケモンもいれば、対戦で活躍できるポケモンだっている。そのポケモンがどこに役割を持てるのかをよく見極めて適材適所な采配をするのが、ポケモンを最大まで楽しむひとつの方法だと思う。

引用元

[1]ポケモン図鑑: https://zukan.pokemon.co.jp/