下振れ王決定戦指振り仲間大会に参戦した話

指、振ってますか?檸檬茶です。

去る6/24、指を振りました。

『下振れ王決定戦指振り仲間大会』とは

下振れ王決定戦指振り仲間大会は、ユーリ様(@0628ayuy)主催の仲間大会です。

簡単にいうと、指振りしましょうっていうことです。ただし負けるが勝ち。

事前考察

この仲間大会の環境は、指が振れるポケモン全員です。技はただ一つである一方で技範囲は無限大かつランダムなので、対策のしようがありません。つまり、如何に柔らかパンチを繰り出せる打たれ弱い個体を連れていけるかが肝心になります。また、PPを消費しきった後に使える"わるあがき"フェイズに速やかに移行できることが、安定した勝ち(負け)に直結するとも考えられます。

これらを考慮すると、
理想個体はHABCDが0、SがVのピンプク
が最適であると考えられます。性格は素早さを上げて、もともと高い特防を下げる無邪気なんかがいいのではないでしょうか。

ピンプクのHP量やタイプ相性を重く見るのであれば、ケーシィやムチュールなんかも選択肢に入ると思います。しかし、攻撃力の低さ、HP量を加味した上での耐久を考えても、ピンプクに軍配が上がると見ていいでしょう。

持ち物は、相手より先に動くためにこだわりスカーフでいいと思います。怯ませて相手のPPを消費させない王者の印もいいですが、後攻だと意味を持たなくなってしまいます。また、狙いの的も一考の余地ありですが、相手がPP切れまでに有効なゴースト技を引くことができる可能性を考えると、こだわりスカーフの方が有効な場面が多いように思えます。

ということで、型が決まりました。あとは厳選して、当日を待つのみです!

『運』について

生きとし生ける者、確率からは逃れられません。これを人は『運』と言います。ゲームでも、ポケモンでも同じ。低乱数を引いて倒しきれなかった。サンダーの静電気で麻痺した。急所を引いた。そんな話は尽きません。ゲーム外でも色々なことが『運』で片付けられています。


しかし、ここにひとつの疑問が生じます。
それは本当に『運』で導かれた結果でしょうか?


時に我々は、その『運』をコントロールすることができます。ポケモン対戦で言えば、高乱数で倒せるところを確定になるように努力値を見直す。サンダーには非接触技だけで立ち回る。急所に当たらない特性を採用したり、長居するような立ち回りを避けたりする。これで、ランダムな要素を極力少なく、もしかしたら運が介入する要素を回避することさえ可能になります。このように、事前準備を入念にすることによって、ストライクゾーンを操作することができるのです。資格の勉強をするのも、対応できる問題の範囲を広げる、いわば『運が介入する要素を減らす』行為に過ぎないのです。


おっと、話が逸れましたね。さて、大会当日の話をしましょう......。

大会当日

私は、全ての『運』に向き合うことにしました。

Excelさんから吐き出された乱数を元に、『ポケモン徹底攻略』様で検索した"ゆびをふる"を覚えるポケモン一覧で、上から48番目のポケモンを捕まえてきました。持ち物は、こだわりスカーフを持たなくても先制で動けるので、相手のPP消費を遅らせられる王者の印にしました。

ちなみに個体値は3-[11~12]-0-3-23-[14~15]です。

対戦結果




いや~~勝てなかった!!!(違う)

考察

考察するまでもない、運が上振れしました。

一応持ち物について考えたことを書き残しておきます。
おそらく、素早さ(行動順)はあまり考慮する必要が無かったと言えるのではないかと思います。悪あがきフェイズに入ったのは、相手がプレッシャーか悪タイプである場合のみでした。つまり、泥仕合にならない限りPPの枯渇は考慮しなくていいということです(環境的に種族値差マッチが多かったのも原因かもしれませんが)。それならば、クソザコパンチをする前提で命の珠、できるだけ攻撃を受けられる狙いの的の2択としていいのではないかと思いました。

終わりに

気張らずにできて、ただただ楽しい仲間大会でした。対戦してくださった皆さん、主催のユーリ様、改めてありがとうございました。

野生捕まえてそのまま参加しただけといった感じにはなってしまいましたが、それもまた一興ということで。
全て神頼みでは、そうそう都合よく上手くいくもんじゃないですね。

また楽しそうな仲間大会を見つけたら参加したく思います。


それでは。





校正の私「何度考えても、"それ"が運の上振れれなのか下振れなのかが分かりませんでした......。」